
ZENRIN Maps APIは、ZENRINの地図コンテンツや位置情報データを容易に実装できる開発ツールがセットになった法人向け地図APIサービス。魅力は何といっても圧倒的な情報量です。ベースとなる地図表示だけでも、道路地図~市街地図まで20段階の地図レベルを用意。また、ゼンリンが日本全国をくまなく調査して整備した住宅地図も表示できます。
地図情報は約25年前までさかのぼって表示させることも可能で、サービス業をはじめ建設業や運輸業など幅広い業界・業種にて活用されています。
ZENRINが調査した全国約4,000万件(2024年1月時点)の建物データベースを活用し、指定したエリア内で、特定の属性に該当する建物を抽出することも可能です。例えば、「◯◯エリアの築40年以上の木造住宅」といった条件を指定して該当する建物を地図上に表示させられます。
建物情報は、建物名称、部屋数、階数、面積、建築年、建物構造、分譲/賃貸区分など取得できる情報量が多いのも特徴の一つ。このように、建物ターゲティングに便利な機能も搭載されています。
参照元:ZENRIN DataCom公式HP
https://www.zenrin-datacom.net/solution/zips/function/buildingdata
ZENRIN Maps APIでは、複数の訪問先がある場合に、適切なルートに自動で並び替えてくれる「最適ルート検索機能」を実装。大型規制や時間規制などの規制情報を含めてルートを決定できます。
さらに、到着地点情報と組み合わせて使用することで、建物の入り口まで考慮したルート設定を行えます。なお、到着地点情報を取得するには別途サービス契約が必要です。この機能を活用すれば、配送業務やルート営業などの計画作成を効率化できるでしょう。
ZENRIN Maps APIは、ZENRINが保有する地図データベースを活用できるのが魅力。過去の地図データや建物に関する詳細情報まで取得可能です。複数経由地を自動で抽出する便利な機能も搭載されており、業界・業種を問わず幅広く活用できます。
本メディアでは、地図APIサービスをお探しの方向けに、特徴の異なる3つの地図APIサービスをご紹介しています。「地図APIサービスの違いが分からない」「どの機能が重要なのか分からない」などでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
【目的別】 おすすめの有料地図
APIサービス3選
について見る
自動車会社では自動運転(AD)や先進運転支援システム(ADAS)の開発にあたり、道路モデルを自社で作成していましたが、勾配やカーブなど作成できる形状に限界があることが課題となっていました。ZENRINは、国内の道路情報を網羅しており、車線・合流データも検証の要件に合っているとして採用が決定。
導入後は、1つの道路モデルを作成するのに1時間かかっていましたが、10分で300個のデータが作成できるように。大幅に業務の効率化が図れたそうです。
参照元:ZENRIN DataCom公式HP
https://www.zenrin-datacom.net/solution/casestudy/matlab-mazda
タクシー業界向けに配車システムを開発・提供しているシステム会社の事例です。タクシー業界のDXを進めるために、自社の配車システムに地図APIサービスを活用。数ある業者からZENRINを選ぶ決め手となったのは、地図精度の高さとサポートの手厚さだったそうです。
現地調査に基づき地図情報が頻繁に更新されているため、乗務員からの評判も上々。ナビ機能も搭載されているので、営業側としても提案の幅が広がったとのこと。ZENRINの地図APIがサービスの付加価値向上に貢献しているようです。
参照元:ZENRIN DataCom公式HP
https://www.zenrin-datacom.net/solution/casestudy/api-cybertransporters
| 会社名 | 株式会社ゼンリンデータコム |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都港区芝浦3-1-1 msb Tamachi田町ステーションタワーN22F |
| 公式HP | https://www.zenrin-datacom.net/solution/zips |
一口に有料の地図APIといっても、サービスによって特徴や強みは異なります。また、適している用途も変わりますので、自社のニーズに見合ったサービスを導入しましょう。以下では、おすすめの有料地図APIサービスをご紹介します。
道路情報が必要な
事業・システム開発なら
MapFan APIでは、全国の道路をくまなく実装調査したデータを使用。
「車種別規制」「マップマッチング」「未来情報周辺検索」など、物流と相性の良い機能が充実したサービスです。
住宅地図を利用した
事業・システム開発なら
ZENRIN Maps APIは、古くから住宅地図事業に注力するゼンリンが提供。
建物に独自IDを付与し時系列で管理することが可能で、住宅関連の機能が充実したサービスです。
公共交通機関を使った
事業・システム開発なら
NAVITIME APIでは 、交通ルート検索や場所検索、乗換案内などの機能を提供。
徒歩や電車、バス、飛行機といった交通機関に関する機能が充実したサービスです。
【選定条件】
Googleで「地図 API」と検索し(2024年3月11日調査時点)、検索結果全ぺージに表示された会社の公式HP18社を調査。そのうち、以下の条件で有料版サービスを扱う3社を選定しています。
・MapFan API...調査した18社のうち唯一、地理空間データとツールを活用して問題を解決するリスト「世界の地理空間企業トップ100社」に選定(Global Top 100 GeospatialCompanies 2024)された企業。
・ZENRIN Maps API...調査した18社のうち、創業が1948年と最も古く、専門スタッフの現地調査により、住宅地図を更新し続ける企業
・NAVITIME API...調査した18社のうち、交通機関・ルート検索機能が最も多い企業