2024年4月8日時点、Googleで「地図 API」と検索し表示された地図APIサービスを扱っている公式HPの中で、観光業の事例掲載件数が多かった順に上位4つまで地図APIサービスを取り上げ、各サービスの事例を紹介しています。

コギト社が自社の街歩き応援アプリを多言語化するために、Mapfanを導入した事例。街歩き応援アプリ「ambula map」は、ユーザーの「知りたい」「行きたい」を積極的にサポートし、観光を楽しめるアプリです。
国内の地図メーカーであったことや契約形態の柔軟さ、美しく見やすい地物の描画、訪日外国人向けの多言語地図が充実しているといった理由で、Mapfanの導入を決めたそう。
姫路市や西宮市、和歌山市などの自治体や京都大学に高い評価を受け、ガイドマップや学内マップも掲載。東京メトロの沿線ウォーキングイベントでも採用されており、単発のイベントでも多く活用されるようになりました。
参照元:ジオテクノロジーズ公式HP(https://business.mapfan.com/case/detail/562)

ヤマウチ社が手掛けるご当地ポイ活アプリ「veBee」に、「いつもNAVI API」を活用した事例です。地図会社ならではの開発技術や経験を有していること、位置情報サービスなどを展開しておりアプリの要件に合致していたことが、導入の決め手になりました。
veBeeでは、「veBeeスポット」として設定された加盟店の店舗や観光スポットに訪問すると、コインやクーポンなどお得なサービスが受け取れる仕組み。設定されたエリアに「入った」「出た」の判定に、「いつもNAVI API」の「ジオフェンスライブラリ」を活用しています。
ポイ活アプリに「いつもNAVI API」を導入したことで、アプリのダウンロード数は順調に伸びているよう。ヤマウチグループの事業の活性化、加盟店の認知向上にも役立っています。
参照元:ゼンリンデータコム公式HP(https://www.zenrin-datacom.net/solution/casestudy/api-yamauchi)

atlas.coという会社がMapboxのプラットフォームを利用し、オリジナルマップを作成するツールを開発した事例です。Mapboxのプラットフォームにより、マップエディターに必要な基礎ツールをすべてワンストップで利用できたとのこと。
Mapbox GL JSにより、カスタムマップスタイルをWeb上で表示させることができます。ほか、Mapbox 検索を利用して都市や目的地を検索すると、Mapbox Directions APIが機能し、移動ルートを表示できます。
「新婚旅行の記念にルートマップをつくりたい」など、思い出の地図をつくりたいユーザーにとっては、ニーズにマッチしたサービス。モダンなデザインとテクノロジーを組み合わせた、世界にひとつだけのオリジナルマップが完成するでしょう。
Mapboxは、Web開発チームにもよい影響を与えています。Mapbox GL JS、Directions API、Temporary Geocoding APIを使用したことで、業務の生産性が向上。運用までの時間を短縮できたこともメリットです。
参照元:マップボックス・ジャパン公式HP(https://www.mapbox.jp/customers/atlas-co)

観光案内サイトを制作するうえで、「観光ガイドAPI」と他のAPIと合わせてシステム構築を行った事例です。「観光ガイドAPI」を利用したことで、地図上に観光スポットのアイコンを表示したり、アイコンクリック操作で吹き出しに画像や記事を表示したりするのが可能になったとのこと。「観光ガイドAPI」は、旅行ガイドブックシリーズに掲載されている観光情報を完全データ化した「観光ガイドデータ」を、インターネット上で利用できるWeb APIサービスです。住所・電話番号・緯度経度といった基本情報はもちろん、営業時間や料金など、観光のプロが独自取材した観光データも閲覧できます。
ほかのAPIと合わせて、観光案内サイトのシステム構築を行いました。地図上に観光スポットをアイコンで表示したり、アイコンをクリックすると吹き出しに画像や記事を表示したりと、非常にわかりやすく見やすいサイトに仕上がるでしょう。
ユーザーのサーバーに負荷をかけず、情報をWebサイト上に掲載できるため、効率的にサイトづくりを進められます。データ更新作業が不要な点もポイントです。
参照元:株式会社マップル公式HP(https://asp.mapple.com/mappleapi/guideapi/)
一口に有料の地図APIといっても、サービスによって特徴や強みは異なります。また、適している用途も変わりますので、自社のニーズに見合ったサービスを導入しましょう。以下では、おすすめの有料地図APIサービスをご紹介します。
道路情報が必要な
事業・システム開発なら
MapFan APIでは、全国の道路をくまなく実装調査したデータを使用。
「車種別規制」「マップマッチング」「未来情報周辺検索」など、物流と相性の良い機能が充実したサービスです。
住宅地図を利用した
事業・システム開発なら
ZENRIN Maps APIは、古くから住宅地図事業に注力するゼンリンが提供。
建物に独自IDを付与し時系列で管理することが可能で、住宅関連の機能が充実したサービスです。
公共交通機関を使った
事業・システム開発なら
NAVITIME APIでは 、交通ルート検索や場所検索、乗換案内などの機能を提供。
徒歩や電車、バス、飛行機といった交通機関に関する機能が充実したサービスです。
【選定条件】
Googleで「地図 API」と検索し(2024年3月11日調査時点)、検索結果全ぺージに表示された会社の公式HP18社を調査。そのうち、以下の条件で有料版サービスを扱う3社を選定しています。
・MapFan API...調査した18社のうち唯一、地理空間データとツールを活用して問題を解決するリスト「世界の地理空間企業トップ100社」に選定(Global Top 100 GeospatialCompanies 2024)された企業。
・ZENRIN Maps API...調査した18社のうち、創業が1948年と最も古く、専門スタッフの現地調査により、住宅地図を更新し続ける企業
・NAVITIME API...調査した18社のうち、交通機関・ルート検索機能が最も多い企業