API制限とは、API利用者を対象にデータの使用料やリクエスト数などに制限を設けることを指します。制限の対象となるのは、APIエラーが一定時間繰り返されている場合や、正常に接続されているのにも関わらず高頻度で接続と切断を繰り返している場合などです。
これらの事象の発生有無は、IPアドレスやアカウントごとに判断されます。
APIに制限をかける理由として、まずサーバーにかかる負荷を軽減することが挙げられます。もしも制限を設けなければ、サーバーに過剰な負荷がかかった際にサーバーダウンなどのトラブルが発生しやすくなるでしょう。
また、特定のユーザーが大量にアクセスすることで、サービスの品質や性能が低下するのを防ぐのにも役立ちます。リソースの独占も回避できるため、情報を公平に配分するという理由でAPI制限を設けているケースも多いです。
さらに、特定のユーザーからの大量アクセスは情報漏えいの危険性が潜んでいますが、API制限をかければ内部データの保護につながります。有料プランを用意しているサイトの場合、課金限度額を超過しないよう制限をかけることも可能です。
利用中のAPIの制限は、ドキュメントやリファレンスから確認できることがほとんどです。制限についての規定や上限値が記載されているため、まずはこちらをチェックしてみると良いでしょう。利用上の制限事項を確認したい場合は、利用規約や利用条件を参照してみてください。万が一ドキュメントや利用規約に制限事項が記載されていない場合は、プロバイダーに直接問い合わせて確認するのがおすすめです。
また、残りの利用可能回数や制限値などは、レスポンスヘッダーなどに記載されているケースが多いです。デモやテスト利用の際に制限の余裕や範囲を確認し、調整を行ってからアプリケーションに組み込めばスムーズな運営ができるでしょう。
1日もしくは1時間あたりのリクエストに上限を設ける方法です。
ユーザーがサーバーに対して一定期間内に送信可能なリクエスト数に制限を設ける手法です。
同ドメインによる複数接続に対して、コネクション数やセッション数を制限します。
1リクエストや1か月間で送受信可能なデータ量を調整するためのAPI制限です。
クラウド型APIを対象に使用できるCPU時間を制限します。
一口に有料の地図APIといっても、サービスによって特徴や強みは異なります。また、適している用途も変わりますので、自社のニーズに見合ったサービスを導入しましょう。以下では、おすすめの有料地図APIサービスをご紹介します。
道路情報が必要な
事業・システム開発なら
MapFan APIでは、全国の道路をくまなく実装調査したデータを使用。
「車種別規制」「マップマッチング」「未来情報周辺検索」など、物流と相性の良い機能が充実したサービスです。
住宅地図を利用した
事業・システム開発なら
ZENRIN Maps APIは、古くから住宅地図事業に注力するゼンリンが提供。
建物に独自IDを付与し時系列で管理することが可能で、住宅関連の機能が充実したサービスです。
公共交通機関を使った
事業・システム開発なら
NAVITIME APIでは 、交通ルート検索や場所検索、乗換案内などの機能を提供。
徒歩や電車、バス、飛行機といった交通機関に関する機能が充実したサービスです。
【選定条件】
Googleで「地図 API」と検索し(2024年3月11日調査時点)、検索結果全ぺージに表示された会社の公式HP18社を調査。そのうち、以下の条件で有料版サービスを扱う3社を選定しています。
・MapFan API...調査した18社のうち唯一、地理空間データとツールを活用して問題を解決するリスト「世界の地理空間企業トップ100社」に選定(Global Top 100 GeospatialCompanies 2024)された企業。
・ZENRIN Maps API...調査した18社のうち、創業が1948年と最も古く、専門スタッフの現地調査により、住宅地図を更新し続ける企業
・NAVITIME API...調査した18社のうち、交通機関・ルート検索機能が最も多い企業