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Azure Maps

Azure Mapsの公式HPキャプチャ
引用元:Azure Maps公式HP
(https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/azure-maps)
目次

Azure Mapsの特徴

世界規模で地図APIサービスを展開

Azure Mapsは、マイクロソフト社が提供する地図APIサービスです。日本をはじめ全世界の地図を網羅しており、国内外のマップ作成が可能。国によって対象サービスの範囲が異なりますが、主に位置情報や交通情報、ルート検索、天候情報といった地理空間サービスを利用できます。

WebアプリとAndroid アプリ、iOS アプリにそれぞれ開発ツールキット(SDK)が用意されており、このキットを使用することで簡単にマップベースのアプリを作成できるようになっています。

豊富な視覚効果で
地図を魅力的に演出

250以上のコードサンプル(2024年4月調査時点)が用意されており、3Dレイヤーやアニメーション、バブルレイヤー、ドローイングモジュールなど、さまざまな視覚効果を用いて地図情報をより分かりやすく見せることができます。

また、衛星画像や航空映像、天気情報を使用した地図表示も可能です。さらに、オーバーレイの機能を活用して、人口分布などのデータを地図上で視覚化させることもできます。業種を問わず活用領域が広いのもAzure Mapsの特徴と言えるでしょう。

30日間限定の特典で
本格導入前に機能を試せる

Azure Mapsの料金体系は従量課金制となっていますが、無料枠が用意されているのがポイントです。一部のマッピングや地図の分析機能に関しては、毎月 1,000~5,000トランザクションまでが無料。枠を超えた分に対して課金が行われます。

サービスを利用するにあたりアカウントの作成を行う必要がありますが、登録料は無料です。アカウントを作成後は30日以内の使用期限がついたUSD$200 のクレジットが付与されます。このクレジットを活用して、Azure Mapsのさまざまな機能を試すことができるでしょう。

Azure Mapsの機能

地図APIサービスによって
「機能の強み」はさまざま

Azure Mapsは、世界規模の地図表示に加えてさまざまな機能を利用できるのが魅力です。特に視覚効果に関しては豊富なバリエーションが用意されています。一部機能に無料枠も用意されているので、特に使用頻度の高くない場合に使い勝手の良いサービスと言えるでしょう。

本メディアでは、地図APIサービスをお探しの方向けに、特徴の異なる3つの地図APIサービスをご紹介しています。「地図APIサービスの違いが分からない」「どの機能が重要なのか分からない」などでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

【目的別】 おすすめの有料地図
APIサービス3選
について見る

Azure Mapsの導入事例

保守・運用の効率化で合理的なコスト実現に貢献

2,400kmにも及ぶ送電網を管理している海外の電力会社の導入事例です。再生可能エネルギーを扱う電力会社では、持続可能性と環境への影響に配慮しながら、合理的なコストで品質の高い電力の供給に取り組んでいます。

同社では、Azure Mapsをはじめとするマイクロソフト社の製品を活用し、各送電網資産の状態に関するデータ取得が容易になったことで、送電網のデータ検索の時間が大幅に削減。運用・保守業務の効率化を実現し、同社の取り組みにAzure Mapsが大きく貢献しています。

参照元:Azure Maps 公式HP
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/azure-maps#customer-stories

Azure Mapsの会社情報

会社名 日本マイクロソフト株式会社
本社所在地 東京都港区港南 2-16-3 品川グランドセントラルタワー
公式HP https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/azure-maps
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