地図出版物で長年培ってきた「見やすさ・使いやすさ」を追求した地図表示が魅力。縮尺に応じて注記を自動配置するなど、細かな部分にまでこだわり設計されています。
22種類の地図サンプルがあらかじめ用意されており、なおかつWMTS形式にも対応しているので、すぐに利用可能です。サンプル以外のデザインが希望であれば、個別に作成してもらうこともできます。多言語表示にも対応できるなど、柔軟性のある地図APIサービスとなっています。
観光情報の充実度もMappleAPIならではの強みです。旅行ガイドブックに掲載されている全国7万件(2023年時点)の観光ガイドデータをWeb APIとして提供。集約されている風景や食事などの画像も15万点(2023年時点)に及びます。
観光地の基本情報だけでなく、紹介記事や営業時間、料金など細かな情報も掲載。データの管理・更新はすべてマップル側で行うので、情報収集の手間がかかりません。地図APIと組み合わせて、より魅力的なコンテンツ作成を可能にしてくれます。
参照元:Mapple公式HP
https://asp.mapple.com/mappleapi/guideapi/
MappleAPIでは、ユーザー向けにサポートサイトを用意しています。問い合わせはもちろん、システム関連の情報を確認することが可能です。地図に誤りを見つけた際も地図指摘サイトから修正依頼をかけることで、スピーディーに対応してくれます。
また、お試し利用サービスを展開しており、3カ月間無料でシステム検証ができます。各APIが試せるだけでなく、マニュアルやサンプルhtmlも提供してくれるので、開発未経験者でも試しやすいのがポイントです。
MappleAPIのサービスでは、地図表示の見やすさや・分かりやすさに加えて、豊富な観光情報が見逃せません。店舗検索や運送管理をはじめ、観光サイトの構築など多岐にわたって地図APIを活用できるでしょう。
本メディアでは、地図APIサービスをお探しの方向けに、特徴の異なる3つの地図APIサービスをご紹介しています。「地図APIサービスの違いが分からない」「どの機能が重要なのか分からない」などでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
【目的別】 おすすめの有料地図
APIサービス3選
について見る
全国展開の不動産会社では、加盟店から収集した物件情報を営業担当が図面作成システムを使って1枚のファクトシートに集約し、情報共有を図っています。この図面作成システムの地図APIにMappleAPIが採用されています。
導入の決め手となったのは、豊富な地図デザインに加えて自社仕様のデザインも可能であったこと。さらに、専用システムの構築にも対応できた点だったそうです。作成業務の工数を大幅に削減できたと、導入効果を実感されています。
参照元:Mapple公式HP
https://mapple.com/casestudy/athome/
スイミングスクールでの導入事例です。最寄りのスイミングスクールが検索できるよう、公式ホームページにMappleAPIの検索機能を搭載。さらに、各スクールの案内マップとしても地図表示が採用されています。
スイミングスクール側からは、特にスクールまでのアクセス方法が一目で分かりやすいと地図表示の視認性の高さについて高く評価されています。
参照元:Mapple公式HP
https://mapple.com/casestudy/itomanswim/
会社名 | 株式会社マップル |
---|---|
本社所在地 | 東京都千代田区麹町3-1 |
公式HP | https://asp.mapple.com/mappleapi/ |
一口に有料の地図APIといっても、サービスによって特徴や強みは異なります。また、適している用途も変わりますので、自社のニーズに見合ったサービスを導入しましょう。以下では、おすすめの有料地図APIサービスをご紹介します。
道路情報が必要な
事業・システム開発なら
MapFan APIでは、全国の道路をくまなく実装調査したデータを使用。
「車種別規制」「マップマッチング」「未来情報周辺検索」など、物流と相性の良い機能が充実したサービスです。
住宅地図を利用した
事業・システム開発なら
ZENRIN Maps APIは、古くから住宅地図事業に注力するゼンリンが提供。
建物に独自IDを付与し時系列で管理することが可能で、住宅関連の機能が充実したサービスです。
公共交通機関を使った
事業・システム開発なら
NAVITIME APIでは 、交通ルート検索や場所検索、乗換案内などの機能を提供。
徒歩や電車、バス、飛行機といった交通機関に関する機能が充実したサービスです。
【選定条件】
Googleで「地図 API」と検索し(2024年3月11日調査時点)、検索結果全ぺージに表示された会社の公式HP18社を調査。そのうち、以下の条件で有料版サービスを扱う3社を選定しています。
・MapFan API...調査した18社のうち唯一、地理空間データとツールを活用して問題を解決するリスト「世界の地理空間企業トップ100社」に選定(Global Top 100 GeospatialCompanies 2024)された企業。
・ZENRIN Maps API...調査した18社のうち、創業が1948年と最も古く、専門スタッフの現地調査により、住宅地図を更新し続ける企業
・NAVITIME API...調査した18社のうち、交通機関・ルート検索機能が最も多い企業