以下では、2024年3月11日調査時点のGoogle検索「地図 API」で表示された検索結果全ぺージの中から、有料版の取り扱いが公式HPで確認できた地図APIサービス(18サービス)を掲載しています。
地名や施設名、住所の検索はもちろん、ルート検索や移動距離の計算など、さまざまな機能を備えています。高解像度の衛星画像や航空写真により、地図も見やすく表示されます。さらに、リアルタイムで交通量や事故の情報を確認できるのも特長です。
マイクロソフト社の検索エンジン「Bing」にも埋め込まれている地図検索サービス。データ分析に活用でき、人口統計や物流などのデータを地図上で可視化することや、モバイルデバイスをリアルタイムに追跡することが可能です。
NTTデータが提供する地図APIサービス。住宅地図をSalesforce上でシームレスに利用することが可能です。地図とSalesforceの情報を連携し、物件や顧客情報を地図上で一元管理できます。
地図や航空写真を使用したアプリケーション開発を行うためのAPIサービスです。ルート検索や建物・ランドマーク検索、緯度経度情報など、地図アプリに必要な基本的機能を提供。リーズナブルな料金の定額制なので安心です。
地図の正確性を追求し、毎日最新の情報へとアップデートを行っています。全世界を広くカバーし、情報量も非常に豊富です。細部までカスタマイズされた地図作成により、ユーザー満足度の高いデータの可視化を実現しています。
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HEREが保有する世界各地のデータに加え、自社独自の位置情報データも活用できる多彩なツールを提供しています。データの可視化やインサイトの生成、スマートソリューションの構築などを単一プラットフォームで行えます。
さまざまな情報を集約し、データを自由に組み合わせることでユースケースに適した地図を構築することができる地図開発プラットフォームです。利用に合わせた柔軟な料金プランを用意。目的に合わせた納得の料金で利用できます。
位置情報データを活用し、地図表示や人流解析、ルート検索などの機能を実装できるクラウドサービス。地図情報の多言語化にも対応し、さまざまな言語で、地名や建物、施設名を表示します。幅広い用途での利用が可能です。
Webサイトやアプリに、Mapion地図を組み込みます。地図上にメッセージや線、円などをカスタマイズしての表示することも可能です。指定した地点付近での施設表示などができ、さまざまな方法で検索することができます。
道路地図帳「スーパーマップル」に使用している独自の地図データを利用した地図APIです。地図帳に使われるだけあり、見やすさや使いやすさにこだわるキレイな地図です。自動車と徒歩によるルート探索機能を提供します。
スイスにあるMapTilerが提供するサービス。全世界の地図を幅広くカバーしていて、日本語表示をはじめとした多言語に対応可能です。オンライン上で地図をカスタマイズでき、色を変えたりフォントを選択したりできます。
「トータルナビ(R)」をコア技術とし、移動や位置情報に関するさまざまな機能をワンストップで提供。徒歩や電車、車だけでなく、バスや飛行機、フェリー、自転車、バイクなどの移動手段に合わせ、適した経路を検索できます。
豊富な統計データと組み合わせ、商圏内の自社シェアの把握や顧客分布の確認など、さまざまなシーンで活用できます。自社のCRMやSFA、BIツールなどとも連携することが可能で、新しい付加価値を付けることができるでしょう。
オリジナルのデジタルマップを簡単に作成できる「観光DXプラットフォーム」です。混雑状態や待ち時間をリアルタイムに反映できるほか、スタンプラリーやクーポンマップなど回遊施策機能も付いています。
あらかじめ用意された統計データやポリゴン、住所などのデータを自社システムに組み込みたい方向けの地図システム開発支援APIです。常に更新・整備されたデータが提供され、そのデータを利用することができます。
Yahoo!マップが提供する地図情報のAPIです。提供される地図表示や店舗検索、ジオコーディング、ルート検索、標高データ取得などのさまざまな機能を、ウェブページの制作やスマホ向けアプリの開発などに活用できます。
全国を網羅的に調査し、整備したゼンリン地図データで、豊富な住宅情報や建物情報、道路情報を提供。ニーズに合わせたAPIの使い方の提案も可能です。建設工事用車両ルートの検索や、災害対応などに利用することができます。
Appleマップのさまざまな機能を活用し、ジオコーディングや検索、到着予定時刻などを行うことができます。パフォーマンスの向上だけでなく、データ使用量の削減、バッテリー持続時間の改善などを実現します。
開発者がアプリケーションやWeb上で地図機能を組み込むために使用する「地図APIサービス」。地図APIサービスは地図表示、位置情報検索、ルート案内、地理データの取得や解析など、様々な機能をAPI形式で提供します。 地図APIを利用することでユーザーが「使いやすい」「分かりやすい」サービスを受けられるため、配送業や不動産業、金融サービス、観光など、幅広い分野で地図APIサービスが活用されています。
また地図APIはリアルタイムな情報取得が可能で、地図上にオリジナルの情報を表示できます。膨大な地図データを利用できるので、システムなどの開発効率を高められます。このように汎用性も高く、組み込みやすい点もメリットといえるでしょう。
市場には数多くの地図APIサービスが出回っていますが、サービスによって機能や対応幅は様々。また、サービスによって機能の強みも異なりますので、自社が達成したい目的に合ったものを選ぶことが重要です。
本メディアでは、地図APIサービスをお探しの方向けに、特徴の異なる3つの地図APIサービスをご紹介しています。「地図APIサービスの違いが分からない」「どの機能が重要なのか分からない」等でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
一口に有料の地図APIといっても、サービスによって特徴や強みは異なります。また、適している用途も変わりますので、自社のニーズに見合ったサービスを導入しましょう。以下では、おすすめの有料地図APIサービスをご紹介します。
道路情報が必要な
事業・システム開発なら
MapFan APIでは、全国の道路をくまなく実装調査したデータを使用。
「車種別規制」「マップマッチング」「未来情報周辺検索」など、物流と相性の良い機能が充実したサービスです。
住宅地図を利用した
事業・システム開発なら
ZENRIN Maps APIは、古くから住宅地図事業に注力するゼンリンが提供。
建物に独自IDを付与し時系列で管理することが可能で、住宅関連の機能が充実したサービスです。
公共交通機関を使った
事業・システム開発なら
NAVITIME APIでは 、交通ルート検索や場所検索、乗換案内などの機能を提供。
徒歩や電車、バス、飛行機といった交通機関に関する機能が充実したサービスです。
【選定条件】
Googleで「地図 API」と検索し(2024年3月11日調査時点)、検索結果全ぺージに表示された会社の公式HP18社を調査。そのうち、以下の条件で有料版サービスを扱う3社を選定しています。
・MapFan API...調査した18社のうち唯一、地理空間データとツールを活用して問題を解決するリスト「世界の地理空間企業トップ100社」に選定(Global Top 100 GeospatialCompanies 2024)された企業。
・ZENRIN Maps API...調査した18社のうち、創業が1948年と最も古く、専門スタッフの現地調査により、住宅地図を更新し続ける企業
・NAVITIME API...調査した18社のうち、交通機関・ルート検索機能が最も多い企業