配送業における地図APIサービスの活用例は多くあります。ドライバーがミスなく商品を運べるようサポートするほか、自動運転・車両運動制御のための統合制御ソフトウェアに導入されている例もあります。
次のページで詳しく見ていきましょう。
地図APIサービスは、おもに不動産の賃貸物件サイトや物件情報をまとめた書類に使用されています。ほかにはない独自のコンテンツを、サイトに導入できるという利点も。
有意義に活用されている事例をチェックしてみてください。
地図APIサービスは、多彩な機能で小売業においても貢献しています。顧客データ分析や売上データ分析などで、その性能を発揮。小売業界向けのサイトに導入されているケースもあります。
どのように活用されているのかをチェックしましょう。
観光業において、地図APIは欠かせないサービスです。観光案内サイトに導入されている例はもちろん、街歩きアプリやポイ活アプリでも活用されており、多くのメリットをもたらしているよう。
次のページで、どのように役立っているのかを見ていきましょう。
自動車のドライブレコーダーやカーナビに、地図APIが導入されています。駐車場検索やルート検索など幅広い検索機能で、ドライバーのストレスフリーな運行をサポート。今や、地図APIは自動車に必要不可欠なサービスと言えるでしょう。
詳しくチェックしてください。
金融業でも、訪問営業の効率化やキャッシュレス決済アプリの利便性向上に貢献している地図API。顧客先への最適なルートが一目で把握できたり、位置情報データを視覚化できたりとサービスの特徴を活かした事例を詳しく紹介しています。
一口に有料の地図APIといっても、サービスによって特徴や強みは異なります。また、適している用途も変わりますので、自社のニーズに見合ったサービスを導入しましょう。以下では、おすすめの有料地図APIサービスをご紹介します。
道路情報が必要な
事業・システム開発なら
MapFan APIでは、全国の道路をくまなく実装調査したデータを使用。
「車種別規制」「マップマッチング」「未来情報周辺検索」など、物流と相性の良い機能が充実したサービスです。
住宅地図を利用した
事業・システム開発なら
ZENRIN Maps APIは、古くから住宅地図事業に注力するゼンリンが提供。
建物に独自IDを付与し時系列で管理することが可能で、住宅関連の機能が充実したサービスです。
公共交通機関を使った
事業・システム開発なら
NAVITIME APIでは 、交通ルート検索や場所検索、乗換案内などの機能を提供。
徒歩や電車、バス、飛行機といった交通機関に関する機能が充実したサービスです。
【選定条件】
Googleで「地図 API」と検索し(2024年3月11日調査時点)、検索結果全ぺージに表示された会社の公式HP18社を調査。そのうち、以下の条件で有料版サービスを扱う3社を選定しています。
・MapFan API...調査した18社のうち唯一、地理空間データとツールを活用して問題を解決するリスト「世界の地理空間企業トップ100社」に選定(Global Top 100 GeospatialCompanies 2024)された企業。
・ZENRIN Maps API...調査した18社のうち、創業が1948年と最も古く、専門スタッフの現地調査により、住宅地図を更新し続ける企業
・NAVITIME API...調査した18社のうち、交通機関・ルート検索機能が最も多い企業